私は2年ほど前から競馬にはまり始め、競馬に関連する書籍や漫画も色々読むようになりました。中でもお気に入りなのは、「みどりのマキバオー」という漫画です。

昔アニメも放映されており、知っている方も多いと思います。私自身もリアルタイムで見ていたはずなのですが記憶が全然ないため、改めて漫画を読んでみました。みどりのマキバオーは、絵柄もコミカルでギャグっぽい部分も多いため、ただのギャグ漫画として認識されていることが多いように感じます。

最初はギャグ要素も目立った内容でしたが、巻数を重ねるにつれ作者の画力も飛躍的に向上しており、何しろ主人公の生き様に涙が溢れてくるような内容となっています。

主人公はミドリマキバオーと名付けられた競走馬で、たくさんの人々、仲間、ライバルたちと出会う中での成長が描かれています。初めは頼りなかったマキバオーが多くの出会いと別れを経験し、時には弱音を吐きながらも立派な競走馬になっていきます。

特にマキバオーの人生に大きな影響を与え、絶大な信頼を寄せていたチュウ兵衛の死と、最大のライバルであるカスケードとの最終対決は涙なしでは読めません。

この漫画に登場する動物は全て人間と同じように言葉を話し、騎手や調教師などとも普通に会話をしている点も面白いと思います。

馬がもし言葉を話せたら、このようなことを言うんだろうなと思える場面がたくさんあります。

みどりのマキバオーは、命を懸けて走っている競走馬の現実や厳しさをシビアに描いている漫画です。競馬はただのギャンブルではないということを、この漫画は教えてくれました。たくさん笑って、たくさん笑える。これが、私がマキバオーに惹かれた理由です。

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